床ずれとは
非常に治りにくい皮膚の潰瘍(かいよう)で、発熱の原因になったりすることもあります。
- 床ずれはどうしてできるのか?
1)いつも下になっている部分の皮膚が圧迫されるので血行が悪くなる
2)皮膚が不潔になったり、湿ったり、摩擦がおきたりする
3)全体の栄養状態が悪い - 床ずれのできやすい場所
体圧のかかりやすい、骨の付き出たところに注意してください。
![床ずれが出来やすい場所](https://www.mc-fukagawa.co.jp/wp-content/uploads/2022/03/choose2_img001.jpg)
![床ずれが出来やすい場所](https://www.mc-fukagawa.co.jp/wp-content/uploads/2022/03/choose2_img002.jpg)
床ずれ防止の三原則
原因となる要素を取り除くことが必要です。
1.体位交換をして、同じ部位の圧迫をさける
仰向け、右向き、左向きと2時間ごとに体位を変える
![床ずれ防止体位交換](https://www.mc-fukagawa.co.jp/wp-content/uploads/2022/03/choose2_img003.jpg)
できるだけ座る姿勢をとる
![床ずれ防止体位交換](https://www.mc-fukagawa.co.jp/wp-content/uploads/2022/03/choose2_img004.jpg)
2.清潔を保ち、刺激をさける
- 入浴や清拭で皮膚を清潔にし、こまめにおむつ交換をして、むれを少なくする
- 寝まき、シーツはノリづけせず、よく乾いたものをシワの無いようにする
- 寝まき、シーツ、ふとんはよく日光に干す
- 寝床にゴミや食べかすなどがあれば取り除く
![床ずれ防止 マッサージ](https://www.mc-fukagawa.co.jp/wp-content/uploads/2022/03/choose2_img005.jpg)
清拭のときにマッサージも
3.全体の栄養状態を良くする
食べやすく工夫した、バランスの良い食事内容にする。
特にたんぱく質やビタミンCを十分にとるようにしましょう。
![床ずれ防止のための食事。バナナ、りんご、みかん、トーフ、牛乳、卵、魚](https://www.mc-fukagawa.co.jp/wp-content/uploads/2022/03/choose2_img006.jpg)
床ずれ防止用具の種類
ご利用者さまの身体状態に応じて、適切な床ずれ防止用具を選びましょう。
エアーマットタイプ
ポンプから出るエアー(空気)によって、複数のエアセルを拡張・収縮させて、体を支える面を変化させます。
![床ずれ防止エアーマット](https://www.mc-fukagawa.co.jp/wp-content/uploads/2022/03/choose2_img007.jpg)
静止型マットレスタイプ
ウレタンフォーム、ジェルなどの素材により、広い面で体を支えることにより、体圧を分散させます。
![床ずれ防止静止型マットレス](https://www.mc-fukagawa.co.jp/wp-content/uploads/2022/03/choose2_img008.jpg)
床ずれ防止用具のご相談
製品によって床ずれ発生リスク度など異なります。
まずは専門の資格を持ったスタッフが在籍する、深川医療器にお問い合わせください。